nanairononiwa

嵐とHey! Say! JUMPを愛でるヲタクです。グッズ収納や趣味のうちわ作りについて書きます。

ファンサうちわに愛をこめて

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ブログを始めた当初から、ファンサうちわについて書くつもりではいたのですが、いざ書くとなるとどういう風に書こうかな。ですね。

作り方を紹介した方がいいのか、完成品を並べたらいいのか…

とりあえず、私のうちわへの想いと、今に至るまでの経緯から書いていこうかな…見切り発車感大だけど。

自己紹介のあたりでもふわっと触れましたが、私にとってファンサうちわというものは、自担や自Gに想いを伝える唯一のコミュニケーションツールです。

ファンレターとか、SNSのコメント欄とか、そういう非対面な伝え方はありますが、それはちょっと置いておいて。

私は全ての活動の中でもコンサートが一番好きです。

とにかく現場至上主義なので、コンサートという場で対面して伝えられて、リアクションがあるという、「コミュニケーションが発生する特別なアイテム」のファンサうちわが大好きです。

あと、何だろ、ジャニーズ特有の文化というか。(今はよそにも広がっていますが。)傍から見たら多分ヲタヲタしくてダサい物体なのですが、もうほら、文化だから。沁みついてるし、守りたいとすら思ってるとこあります。

もちろん、「うちわ持って行ったらファンサがもらえる」なんて絶好調超にお得な話は一切無く、席が良いからと言って視界に入る訳でもないし、視界に入ったからと言って必ずしもファンサがもらえる訳でもない、とにかく運と相手の気分次第なのがファンサですが。

とはいえ、私も最初からファンサうちわを作っていた訳では無いんですよね、実は。

とにかく席運が無く、スタンド後列をひたすらうろうろとし続けていて。

物理的にファンサうちわが目に入るとは思えない位置だったのと、今の相方に出会うまで一人参戦だったので、一人でファンサうちわ持つ勇気が無かったと言いますか…

その頃は普通にグッズうちわを持ってました。今みたいに遠征もしてなくて、名古屋に1回行けたら最高!くらいの感じでしたしね。可愛かったな…ほんとに同一人物か?

ファンサうちわの材料も今みたいに100均で売っているような状態じゃ無かったし、作るハードルも高かったんですよね。

作ってみたいけど、名古屋まで出ないとハンズも無いし(今は近くにあるよ!)、どうせうまく作れないし…物理的に必要ないし…と半ば見ない振りだったのですが、ある時、来たお席がアリーナ後方の「これ、もしかしたらバクステ近いんじゃない?」という席で。

時は満ちた…と思って(思ってませんが)、せっせとうちわを作り始めてみた訳ですよ。

ただー、自分で作れるという自信が全くなかったので、その時はネットで業者に文字を発注したんですよね。

届いたものを貼りつけて、余白をちょっと飾る、みたいな。

で、まぁ1回作ってみるとちょっと楽しくて、席云々より、次はこういうのにしたいなぁと考える方が楽しくなってきて。

その頃から、文字発注だと想像とのサイズ誤差が出るのが嫌になってきて、型紙から手切りするようになりました。

型紙は、名前だけならネットで拾ったりできたのですが、ちょっとした文になるとズバリでほしい文が無いので…いいですか?今から怖いこと言いますけど、レタリングして作ってました。中学校の美術とかでやりましたよね。明朝体とか、自力で描くの。

と、言うのも、私パソコン持ってなくて。今も持ってないんですけど。まぁどうやってこれ書いてるかとかあんまり考えないでください。パソコン持ってなくても、意外とヲタクできるんですよ!ずっとめちゃくちゃ欲しいんですけどね!!

あとOLに転職するまでパソコン使わない仕事していたので、ネット検索とか簡単なことくらいしかできなかったんですよね。最初の就職先は多少使ってましたが、2番目のお仕事は本当にパソコンとは遠いお仕事でした。

(OLに転職する時、「最初の就職先では使っていたので、思い出せると思います!!」というはったりで無事採用になりました。)

最初は文字だけWordとかで打ってプリントアウトして、後からプリンター(プリンターは持ってる。スキャナー使いたくて買ったけど全然自炊できてない。)の拡大縮小で調整してましたが、OLになってからは業務に全く関係ないExcelなどの使い方も覚えて、今は完全な型紙の状態でプリントアウトして作ってます。

文字を曲げたりもできるようになりました。加工ソフトとか透過ソフトとか、フリーの範囲で色々使ってます。

その頃から100均でもうちわの材料が出回り始め、置いているカッティングシートの色も増えてきて。ほんと、年々ヲタクに優しい世界になってきてる。

お店によって色や素材感が違うから色々買って試してましたが、足りない色、使いたい色も出てきて、業者の通販でカッティングシートを買うようになって…

ただ作りたいからという理由で相方にも作り、Twitterに載せるようになったらお友達からご依頼も受けるようになり。

そうなると、見え方とかも気にするようになって、公演前に周りを見回してどんなうちわが見えやすいかとか自分なりに研究するようになりました。文字色や縁取りの入れ方、文字の大きさ、配置とか。使うカッティングシートによっても変わります。

人のうちわ見るの好き。デザイン面も、内容も、個性がめちゃくちゃ出る。

映像化も結構参考にしてます。席が映ってるところとか。あと、暗い所で持ってみて、ライト当ててみたり。…怖いな。

あ、たまに「反射して目に悪い・目が眩む」みたいなの見かけますが、鏡ででも作らない限り、うちわ作り用の素材として市販されているもの(うちわ素材としては販売されていなくても、要は同じものであるカッティングシートも)ならそこまで反射するほどの力は無いと思います。この辺りは作り方の方で詳しく書こうかな。

毎年ちょっとずつ作り続けて、結果、現時点でカメラロールを確認したところ、裏表併せて160枚強のうちわを作ってました。

私自身のものも、お友達のものも、本当に念を込めまくって作ってます。

年間でも特別オブ特別なコンサートの、もしかしたらコミュニケーションを取ることができるかもしれないアイテムを作る訳だから。

お友達が、そんな大切なものを私に作らせてくれていることが嬉しいし、私は私で、行かない公演の日とかでも自分も連れて行ってもらっているような気になれます。

あと、一緒の公演の日だったりすると、会場内でお互いを探すのも楽しみです。

お互いの席にもよるのですが意外と見つかるし、あの「みつけたーーー!!!」という瞬間が楽しい!

「ファンサもらえたよ!」なんて言われた日にはもう最高にハッピーな気持ちになりますが、完成品を見てお友達が喜んでくれた時点で、既にかなり幸せな気持ちになってます。

年間にそこそこの枚数を作るので、土台のうちわやカッティングシートは業者買いしてストックしてあります。

今は印刷とかもたくさんあるし、可愛いと思うけど、私はやっぱり全てを手で作りたいので、縁取りとかまでカッティングシートを重ねる昔ながらのやり方です。逆に、印刷感が出ないように作っているとこもあります。

(とか言って、ちょっと興味あってスケルトンうちわとか布うちわとか、新しい時代のうちわにも挑戦してみたんだけどー。)

うちわの内容は、私のものは表:名前、裏:メッセージがほとんど。

自担に関しては特に、お二人ともファンサうちわの内容をするタイプではない(二人とも信念があるからね…信念の内容は違うけど…信念…信念かな…)ので、リアクションを求めるというよりは、こっちが伝えたいことにしてます。

目が合って、お手振りもらったらそれが最高のファンサ。とりあえず一回死にます。すぐ蘇生するけど。

いのーちゃんに、「バーーーーーーカめ!!雑魚が!!」って言われたいです。あ、ごめんなさい心の声が漏れました。

あと、周年とかだとグループへの「ありがとう」とかにする場合もあるし、自担ではなく、他のメンバーにもらえたらラッキー、くらいで普通の「~して」系のうちわを持って行ったりもします。(去年、キンプリ岸くんのたこやきファンサ事件を見掛けて、すっごい爆笑して、勢いで「たこやき作って」を作りました。)

お友達のものは、全部お任せなこともあるし、イラストでこんな感じでって指定がある場合もあるし、そこから相談しながら作っていきます。

もうね、アイディアがめちゃくちゃ秀逸なのとかあって、脱帽。

そしてそれをいかに具現化するか、かなり燃えます。

 

ここまでが、私がファンサうちわを作るようになり、ファンサうちわに対して熱い想いを抱くようになった経緯となります。

ん~~~、やっぱりちょっとここまでで長くなってしまったので、次回、実際に作ったうちわの紹介や、作り方をざっくり書きたいと思います!