ヲタヲタしいファンサうちわの作り方
無事元太サマパラ見ました!!デジわ、パワパラで映る奇跡。あれほんとに参加した方がいい。出現率結構高い気がします。
そしてPARADEもフラゲ。元太のサマパラで既に何かが崩壊していて、OP(メンバーも出る前のグレゴさん)でうるうる…
そもそもパレードが始まる方も終わらない方も私の涙腺に働きかける度が凄まじい曲なので…普通にCDで聴いていてもダメなやつ。
宮城BLAST以来の映り込みもあり、こそばゆいけど嬉しい…
映像録り日大好き民ですが、この日は席が良かった…奇跡を見た気がします。
台湾がまだゆっくり見られていませんが、そちらも楽しみです。
今日のしめパラもうっかり追加購入してしまったので、しめパラ見たら台湾見よっと。
さてさて、前回(間に挟みましたが)うちわに対する鬱陶しいほどの愛を書かせて頂きました。
今回はその続きで、実際に使っている道具や材料、作り方をざっとご紹介したいと思います。
作り方
道具・材料
・ジャンボうちわ
100均でも売っていますが、私は艶消し+骨組みが多く強度の高いものを通販でまとめ買いしています。
・セロテープ
・カッター、ハサミ
一般的なもので手に合っていれば何でも良いと思いますが、ハサミに関しては刃先が細いものの方が細かい細工がしやすいです。
・定規
・カッティングマット
・カッティングシート
うちわ用、という訳ではなく、車に会社名入れたり、ガラスに文字貼る時に使うようなカッティングシートを通販でまとめ買いしてます。その方が色も多くて安いから。
メーカーさんによって、色合いやツヤ感が異なるので、試しに色々購入してみてます。
意外と、綺麗な黄色が無い。
あと、明るい色だと透け感のあるものがあって、下に白を重ねてから使ったりしないといけなくなるので、厚み、透け感のなさも大事。
デザインによってカッティングシート以外の物を使う場合もあります。シール状のものなら何でも使えますし、シールになっていなければボンドで留めればOK。
あ、基本的に規定外はNOです。はみ出し禁止!!
・各種シール
余白が嫌いなのはうちわも同じという面倒くさい性質なので、隙間の飾り付け用に。ハートとか手のイラストはカッティングシートを切って作る方が多いです。
ドットのカラーシールは使い道色々で便利。
そのままドット模様にしたり、周りを囲んだり、細かい模様作りにひっそり使ったり。セリアやダイソーの5色セットのものが嵐カラーになっていたりして、開発の方の中にヲタクが忍んでいる気がします。
手で切れないサイズ感のハートや星はシールを使うこともありますが、剥がれやすいものもあるので多用しないように気を付けてます。
型紙
きっともっと何かスマートなやり方があると思うのですが、パソコン力ZEROだった私が行き当たりばったりで作ってきた結果こうなってしまった手順がこちら。
1.Wordで作りたい文字を入力
パソコンに、可愛いフリーフォントをたくさん入れてます。うちわの雰囲気とかメッセージの内容によって変えたり、サイズ感の兼ね合いで変えたり。でも意外と普通のゴシックとか使った方がしっくりくる場合もあるので、組み合わせながら決めてます。
名前の文字に関しては、落ちている画像拾った方が簡単かも。
縁取りまできっちり入っているものが見つかります。
下の画像の、潤は拾ったもの、はぴばはWordで作ったもの。
2.画像に変換
余白を切り取ったり背景を透明化する加工の為に、Wordの文字を画像に変換します。
小難しいことはできないので、普通にスクショしてペイントで切り取って保存してるだけ。
3.文字の加工
うちわは、下側が狭いですよね。下側に配置したい文字の文字数が多い場合に、そのまま真っすぐだと文字を小さくするしかないのですが、文字を扇型に変形して、大きさを保ちながらうちわの形に沿うようにしてます。下に変な空間もできなくて良きです。
これも加工ソフト使ってですが、文字数やバランスにより、なので使わない場合もあります。
嵐マーク、切り抜きすぎてめっちゃ早く作れるようになりました。
4.文字の背景を透明化
うちわの型紙に重ねた時に、重なる部分が見えなくなるので、先程作った文字の画像の背景を透明化します。これもフリーソフト。私がよく使うのはWeb上でできるもの。
5.Excelにうちわの型紙を貼り付け、その上に透過した文字を配置
何もデザインの入っていないうちわの型紙を、A3、余白0設定でいっぱいいっぱいにすると大体実物サイズ。(大体。超ざっくり。)ちょっと大きさ違ってもそのうち切る時に調整できるようになるので大丈夫です。
その上に、透過した文字やイラストを貼り付けて配置していきます。
後で縁取り入れるものとかはそのサイズ感も考慮して。
例として作ってみました。(Excelって縮小すると縦長になるの何故ですか?)
この場合、もう一段階縁取りを手描きで入れる設定として、その分の余白も残してます。
名前の一部をハートにするのとかもよくやりますが、これはExcelのアイコン挿入してます。アイコン便利。そして可愛いのがいっぱいある。ネタに走りたくなるものもいっぱいあって危険。
ハートに変えたことで縁取りが変わるので、その部分は印刷してから縁取りを手描きで描き加えます。
6.A3、余白0設定で印刷
A3のプリンターは持っていないので、とりあえずPDF保存してコンビニで印刷したりしてます。
次はA3対応のプリンターを買おう。
手やハートなどの飾り以外でも、物(今までだと卓球のラケットとか魚とかお札とか)で、コレ!という画像が無かった場合は手描きでイラスト描いたりもします。
この誕生日うちわは昨年のワクワクでいのおちゃんの誕生日用に作ったもの。
自担の誕生日、私の場合はほぼ無いので、舞い上がり過ぎて3種類くらい作りました。1枚しか出さないのに!!でもその後他のメンバーの誕生日でも使ったからいいもんね!
下の真ん中にケーキを入れたくて、作ったのがこれ。
白バックで黒線なので、クリームの部分は切り絵みたいに切り抜いてバックの白を利用、スポンジとイチゴは上から貼ったんですが、途中で「あれ?ここ切っていいとこだっけ?」とめっちゃ頭混乱しました。
比較的細かいものでも、とにかく根気さえあれば作れます。私の好きな言葉は、「始めれば終わる」です。
そしてこんなに力入れたのに、結局違う方の誕生日うちわ出しました。
7.縁取りがない場合は手描きで縁取り作り
Wordで作った文字に自動的に縁取りが入るなんて便利なことは起きないので、縁取りを手描きします。
何色か縁取りを重ねる場合はそれも描き込みます。
なるべく均一の幅になるように。これも慣れですね。土台と文字縁で太さ変えたりもします。
あと、下の画像のように土台(黄色の部分)があって文字を重ねる場合は、型紙の時点で土台を手描きします。バランスを見て、飾りも土台の内側に入れる場合はそこも忘れずに。(殺せんせーの上の星とか、ピースしての横のハートとか)
この辺は初期のもので型紙拾ってアレンジしてるだけです。あしからず。
カット&貼り付け
カッティングシートを切り取っていきます。
1.型紙をカッティングシートに貼り付ける
反転させて裏から切る方法もありますが、私はそのまま上からセロテープで貼り付けて切ります。あれ、何で反転させて裏から切るんだろ…
参考画像が雑すぎましたが、無駄が出ないように型紙はギリギリまで切って、カッティングシートの端に貼り付けます。
型紙は1枚を順番にくり抜いていくので、一番外側から切り抜きます。
土台→縁取り→文字本体の順。
上の場合、
①黄色い土台
②文字の縁取りの黒
③文字の白
の順。
黄色で土台を切り抜くと、内側の型紙が残りますよね。それを次は黒に貼り、黒を切り抜いた残りの型紙を白に貼って切り抜きます。伝わってます?
縁取りや文字本体のバラバラになる部分はバラバラにして、1パーツずつ並べてセロテープで固定します。細かく固定した方が切り取る際にズレにくいし、カッティングシートの無駄も少ないです。
慣れてくると縁取りや土台は後からでも切れるようになりますが、先に土台を作って、土台の形に合わせて文字を貼っていった方が配置が狂いません。
土台が文字とは全く違う形の場合は別ですが。
縁取りを等幅にしておくのもその為です。
実際貼ってみると分かるのですが、フリーハンドでパーツをフォント通りに貼るのって結構難しいんです。全ての文字が繋がっていれば簡単ですが、一旦バラバラになるものの方が圧倒的に多いですし。
フォントは、その文字が一番美しく見えるバランスで完成されているものなので、できる限りそのまま使いたくて。
土台をちゃんと作っておけば、それに沿って貼っていくことでができるので、この順番がおすすめです。
2.切り抜いたシートを重ねる
パーツが切り抜けたら、貼り付けていきます。
カッティングシートは意外と柔らかくて、ずれたり気泡が入ったりしやすいです。
裏側のシール台紙をちょっとだけ切り取ってはがし、仮貼りしてから少しずつ貼ってます。
3.パーツをうちわに貼り付け
ここまで来たら後はうちわに張り付けるだけ!なのですが、ここが一番重要。
私は余白も嫌いですが、歪みも嫌いです!!
敢えて斜めにするもの以外は、真っすぐ貼れているかかなりチェックします。
こちらも同様にシール台紙を少し切って仮貼りし、ちょっと離れたところから見てみたりしてバランスを直します。
パーツが全て貼れたら、あとはお好みで余白を飾ります。
いや、別に余白はあって良いのですが。余白に意味がある場合もあるので、そのあたりはデザイン次第ですね。
以上で完成となります!!
こうやって作り続けてきて、最初の「業者任せの丸投げうちわ」から、「わが子」と呼べるうちわに変わりました。
お友達のものをデザインお任せで作る時も、なるべく「実際作ってはいないけど「わが子」感ある」と思ってもらえるように、色決めとか全体の雰囲気とか、必ず何かしらの意見をもらうようにしています。
参加した分、なんというか、実際に切り貼りしていなくても自分が作ったように思ってもらえるんじゃないかなと。
あ、もちろん皆さん材料費頂いてます。でもたまに作ったものが納得いかなかった(私が)時とか、コンサート中に使うことは一切求めてないけどどうしてもこれを持っていてほしい、というものを勝手に送り付けたりします。後者はほぼネタうちわだけど。(迷惑)
作り方編は以上です。見え方も一緒に書こうと思っていましたが、ここまでで割とボリュームが出てしまったので別でまとめます。
多分、やれば誰でもできると思います。
作ることより、材料を揃える方が手間かも。
でも、自分で作るうちわは世界で1枚だし、それでファンサもらえたら物凄く嬉しいので、皆さんもぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。
参考画像の雑さが気になるので、そのうち実際に作っている画像を追加します。そのうち…